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嵐山の夜は藪の中

 

誘いを断った女Aの話

はい、電話がかかってきました。嵐山に住むMの家に集まってるから来ないかって。でも断りました。夜10時を過ぎていたし、その時間から行ったら絶対帰ってこられないなと思ったんですよね。
Mの部屋は風呂なしの6畳一間なんですけど、そのうち半分が本なんですよ。残りの3畳に、私が行くと5人になるわけですからね。そんなの絶対寝る場所なんてないじゃないですか!
ええ、その判断は正しかったと思います。翌日のみんなのげっそり疲れた様子を見たら、本当に行かなくてよかった、って思いました。やっぱり、雑魚寝はちょっとねえ…。(気の毒そうに苦笑)

嵐山の住人Mの話

しかし…。何やったんやろ?あの夜は…。おかしい。あの部屋は俺の部屋なのに(げっそりした様子でため息)。
何であんなに窮屈な姿勢で寝なあかんねん?いや、そもそもろくに寝てへんもんなあ…。しかし俺の部屋やで。
おかしいやろあれ。
そう、おかしいねん。
しかし、しかしなあ…一体なぜあんなことに…(疲れた顔でしきりに首をかしげる)

いびきに迷惑した女Kの話

昨日?ああ…(遠い目)
まあ、楽しいのは楽しかったんですけどね。とにかくSのいびきがうるさくて全く眠れませんでした。
それ以外はすごく楽しかったんですけど…。A?彼女が来たらもっと楽しかったとは思うけど、どうかな…あれ以上人がいたらちょっと…。まあ、来なくて良かったんじゃないですか。私なんかおかげでもう今日は眠くて眠くて…。
でも本当に、Sのいびきさえなければ、とても良い夜だったと思います(決然とした顔)

寝言と歯ぎしりに悩まされた男Sの話

いやぁ、昨日はもう本当にあれですよ…!(皮肉な笑い)
まあね、狭いのは分かってたんですよ。3畳に4人ですからね。ぎっちぎちですよね。
それでもちゃんと横になって眠れるならいいかと思ってたんですけど、両隣のkさんの寝言とHさんの歯ぎしりがすごくて全然眠れないんですよ。いきなりKさんが「タイマー30分!」って寝言で叫んだときはホント飛び起きましたからね。なんやねんタイマー30分て…(苦笑)で、もう眼が冴えてしょうがないから、ちょっと一服してしようと思って外に行って戻ってきたら、Hさんが僕のスペースにごろごろ~っと転がって来ててですねえ、僕の寝る場所こんなんですわ(そういって、両手で30センチくらいの幅を作る)。これでどうしろっちゅうねん、って話ですわ(乾いた笑顔)それにしても女性って言うのは、つくづくたくましいもんですよねえ…(遠くを見て苦笑)。

嵐山の夜を楽しんだ女Hの話

ええ、昨日はすっごく楽しかったですよ!Aちゃんも来ればよかったのに。はい、とっても良く眠れたから今日はお肌の調子もばっちりです。やっぱり友達と会うって大切ですよね。
…でも、どうしてそんなこと聞くんですか?なにかあったんですか…?(不思議そうな顔)