jaiantcorn2

子供の計算力をつけるには

学校から帰って来た娘が興奮気味に
「そこのスーパーで、アイス半額だって!!6時までだって!!」
と言った。通学路にあるスーパーの前を通った時、一緒にいた友達とその話題で持ちきりだったらしい。

ねーねー、買って~。アイス買って~。

基本的にこういうおねだりはしない娘が今回はかなり熱心に頼むので

「じゃあ、これで好きなアイス、買えるだけ買ってきなさい」
と言って500円玉を渡した。「あったら、チョコ最中ジャンボ買って来てね」という言葉を添えて(笑)

「ただいま~。ジャイアントコーンが五個買えたよ~!!」
嬉しそうにそう言って、娘は帰って来た。おつりは20円。

へ~、ギリギリまで上手に買えたね、っていうとえへへ、と笑って
「めっちゃくちゃ考えたもんね!!」
と自慢気。
「さて、一個いくらでしょうか?」
と私が聞くと娘は待ってましたとばかりに「96円!」と答えた後で、どうやって答えを出したか、自分の考えを披露し始めた。

娘 え~っとね、普通に考えると、「一個x円のアイスを5個買ったら480円でした。一個いくらでしょう?」っていう問題になるよね。

私 5x=480、ってことだね

娘 うん。でも480を5で割る計算はしなかったんだ~。

私 どうやったの?

娘 えっとね、500円持って行って5個買えたんだから、おつりがなければ1個100円ってことだよね?でもおつりが20円あったんだよ。5個分で20円のおつりってことは、20÷5=4で、一個に付き4円のおつりってことだよね?
だから、100-4で、一個96円、って計算して5個レジに持って行ったら、当たってた~!!

おお~!!やるじゃないか~。なんだか480÷5を暗算でやるより「良くやった感」があるぞ!!母はうれしい。
「で、チョコ最中ジャンボは?」
「あ~残念。モナ王しかなかった」
ええ~、モナ王でもお母さんは良かったのだけどなあ…。

「もうねえ、ドキドキするよ~。計算まちがえてお金が足りなかったら大変だし、余りすぎてもさ~」
「余るのはいいんじゃないの?」
「やだよ~!もう一回レジに並んだら『あの子計算間違えた』って思われるもん!絶対一回で行きたいの!!」

…おばちゃんは、そんなこと爪の先ほども気にしないと思うけど…?
でも面白いなあ。なんか必死だなあ、って思うと嬉しくなってきた。
これ、本人が進んで計算の練習してるって事でしょ?

欲しいものを買うために本気で計算して、それが正しいかどうかをレジに挑みに行くわけですよ!
自分の仮説が正しいかどうかは、レジのおばちゃんとレシートが教えてくれる。
正解だったら欲しいものが手に入り、間違えてたら手に入らない。
テストよりも早く、ビビットに結果が分かる!!実にスリリングじゃありませんか。

いや~もう、子供の計算力を鍛えるには、ドリルよりもスーパーでしょ!!
今回、アイスは半額で96円なら、ホントはいくら?とか、計算のバリエーションは盛りだくさん。小学生が躓きがちな「割合」も実地で学べてしまいます。
まあね、昔は「遠足のお菓子300円」がこの役目を果たしていたんだろうけど、今はないもんねえ。

で、毎度お菓子を買うのはアレだけど、そこのお母さん、お子さんにどんどんお使いを頼んじゃいませんか?!
本当はもやし1袋だけでいいのに、うっかり余計なものを買ってしまいがちなお母さん!(←それは私)
無駄遣いも防げて、子どもの計算力もアップ!
こんなお得なことはないのではないかと!!

さて、そんな事があった数日後、またも娘が
「ねえ、今日もアイス半額だって!」
って言って帰ってきたので、ハイハイ、とまた500円手渡しましたよ。そしたら
「今日はジャイアントコーンが7つ買えたよ!!」
と言って帰ってきたからびっくり。

ちょ、こないだは5個で、今回は7つっておかしいでしょ?ホントに半額だったの?って聞いたら
「ホントに、今日は絶対半額だった!!」
っていうんで、
「じゃあ、前回は何割引きだったのよ?」
って聞いたら、ピッピッピッと電卓をたたいて
「う~ん、どうもあれは三割引きだったね」
って、偉そうになんじゃそりゃ~!!。
しかもそこは電卓なんか~い!!

まあいいや、ちゃんと割合の計算出来てるし。
それにちょっと前回、半額で96円は高いなっておもってたんだよね~。

そんなこんなで、スーパーは強力な計算力アップの場だと思います!!
でもしばらく、アイスはいいや。冷凍庫がジャイアントコーンだらけになったから。