２００５年の今日１月２８日、切迫早産で入院した。2、３週間で退院できるかと軽く考えていたら大間違いで、結局退院は４月の末だった。入院した日は小雪のちらつく寒い日だったのに、退院した日には病院の植え込みで赤いチューリップが咲いていた。
病院では基本、２４時間点滴をしながら寝ているだけだったが、それでもこの３か月の間に、私は病室の主として、新人看護師と入院患者からあまねく挨拶を受ける身分となり、明け方に一リットル超えの大量出血をおこし、緊急帝王切開手術の末に母親となり、そして最愛の祖母を亡くした。
大きな変化の始まり、それが今日の入院だったのだと思う。
画像はお腹の中の娘。